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当院からのお知らせ

夏期休診(夏休み)のお知らせ

7月31日(土)午後~8月3日(火)は夏季休暇のため休診とさせて頂きます。(8月1日は定休日です)

なお8月4日(水)は通常通りの診療となります。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

夏期休診に伴い、お薬や処方食の必要な患者様は、お早めに・・・

*上記休診期間は下記へご連絡ください。

8月2~3日昼間

齊藤ペットクリニック 03-5719-6345

上記以外 夜間(7/31~8/3)・昼間(8/1)

TRVA夜間動物救急病院 03-6809-7715

新型コロナウイルス感染防護対策

新型コロナウイルスに対する政府の緊急事態宣言下における診療について

三つの「密」を避けるために

・待合室において複数の患者様が同席しないように完全予約制とします

・診察時の会話をできるだけ短縮するために来院前にお電話にて詳しい問診を行います

・場合によっては診察室への入室を制限します(車内待機・屋外待機などをお願いすることがあります

・ご来院の際は必ずマスクを着用してください

・診察の合間に換気を行います

・病院内は適宜消毒を行っています

・継続診療の場合はお薬や処方食をご自宅にお送りすることも可能です

・感染防護のため防護衣を着用して診察します

・ご来院する場合、飼い主様の体温を測定してください(37.5℃以上の方は電話にてご相談ください)

・体調のすぐれない方や2週間以内に海外渡航歴のある方は事前にお申し付けください

 

おすすめの新型コロナウイルス関連サイト

https://www.tvma.or.jp/public/2020/03/post-66.html

https://www.tvma.or.jp/public/2020/04/post-72.html

 

ホームページリニューアルのお知らせ

ホームページをリニューアルしました。

動物の在宅医療のススメ

 どんなに設備を整えても、どんなに暖かい看護を心がけたとしても、ペットにとっては、動物病院の入院ケージに入れられていることはストレスになります。ペットにとって、最も好ましいのは、住み慣れた自宅でケアしてもらえる「在宅医療」に他なりません。在宅ケアにしたら、元気が出てきて、食欲も旺盛になり、治療の効果も上がるということも多いのです。

 在宅医療を勧める顕著な例として上げられるのが「終末医療」、つまり余命いくばくもないと診断された動物に対して行う「ターミナルケア」の場合です。動物の苦痛を緩和しながら、そのクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を充実させることで、残された時間を飼い主さんとともに穏やかに過ごしてもらうものです。もちろん、動物が自らの命を縮めることを望むようなことはありえませんが、ストレスを感じながら、動物病院の入院ケージで過ごすよりも、安心して過ごせる我が家で大好きな飼い主さんと一緒にいられるほうが、はるかに幸せなのではないでしょうか。
 入院治療の方が治療範囲は広く、様々な治療ができるということは事実ですが、在宅医療においても輸液ポンプ(自動点滴装置)を使用しての点滴治療、酸素吸入、各種モニターなどの診療は十分可能で、入院治療に匹敵する治療環境を整えることも可能です。
 そして、在宅医療を行う場合に大切なのが、優秀な動物看護師による日常的なケアです。容体が急変するような時には獣医師による処置が必要ですが、例えば、慢性の内臓疾患などの場合には、動物看護師が出向いて動物の日常的なケアを行うとともに、状態を観察したり、飼い主さんに様子を聞いたりして、それを獣医師に報告してもらうことになります。このような場面でも、動物看護師の果たす役割はとても大きいのです。

予防医学・ドック検診

動物病院に連れて来られる動物たちを診察していて、とても残念に思うことことがあります。「もう少し早く診察に来ていただきたかった・・・」というケースです。
動物は喋ることができません。でも身体に起こった異変は何らかのサインを発するはずです。普段から飼っている動物をよく観察して下されば早い段階で病気を見つけることができます。
それでもなかなか見つかりにくい病気もたくさんあります。特に中年期から高齢期にかけてはヒトと同じように様々な生活習慣病が出て来ます。
これらはかなり進行してからでないと飼い主は病気に気付きません。

当院では「早期発見-早期治療」の名のとおり、予防医学に力を注いでおります。ご希望の方には各年令に合わせた健康診断を実施し、その結果に基づき生活指導や治療計画をたてております。

以下、年齢別健康チェックとその検査内容をご紹介します。

幼児動物検査3ヶ月未満の動物 所要時間約15分
一般所見(視診・触診・聴診・先天性所見など) 便検査

健康チェックA 全ての年令の動物 所要時間約15分
一般所見(視診、触診、聴診) 尿検査 便検査

健康チェックB 全ての年令の動物 所要時間約20分
一般所見(視診、触診、聴診) 尿検査 便検査 血液検査(血球計算など)

健康チェックC 全ての年令の動物 所要時間約40分
一般所見 尿検査 便検査
血液検査(血算、肝機能、腎機能、血糖、CPK、電解質など)

健康チェックD 全ての年令の動物 所要時間約90分
一般所見 尿検査 便検査
血液検査(血算、肝機能、腎機能、血糖、CPK、電解質など)
心電図  胸部レントゲン

1日ドック 全ての年令の動物 所要時間約半日
一般所見 尿検査 便検査 血液検査(主要臓器機能精密検査)
心電図  胸部レントゲン 腹部超音波検査

老齢動物検査 8歳以上の動物 所要時間約60分
一般所見 血液検査(血算、肝機能、腎機能、血糖、CPK、電解質など)
心電図

*以上、健康チェック受診の目安
5歳~7歳     C・D・1日ドック
8歳以上      D・老齢動物検査・1日ドック
猫はエイズ・白血病・伝染性腹膜炎のウイルス検査を追加する事をおすすめします。

第二次診療への紹介システム

動物病院の99%は、「第一次診療」を行う地域に密着した「かかりつけ医」です。つまり一般の動物病院は獣医療において、全ての分野のオールマイティではないというものです。自前で、全ての治療分野に対応できるような設備や技術をもつことができない以上、その守備範囲を超えた治療が必要とされる場合には、自分のところで抱え込んでいてはダメ、専門医を紹介する決断が必要なのです。

例えば、コインを飲み込んでしまった犬が連れてこられたとします。そのコインを胃から取り出すために、麻酔をかけてお腹を切って、胃を開ける外科手術をするというのが、一般の動物病院で行う処置です。しかし、専門病院や大学の付属病院あるいは内視鏡を設置し、その技術を習得している病院であれば、切開手術ではなく、内視鏡を使って胃からコインを取り出すことができます。費用の点でも、動物の身体への負担の点からも、後者の方がメリットがあるのは当然のことなのです。より良い治療法があるのであれば、その治療を施すために設備投資をし技術を学ぶか、その治療ができる病院へ紹介するのが正しい考え方なのです。

広尾動物病院では、各種医療器機を取り揃えあらゆる症例に対応できるよう努力をしております。さらに院長自身が様々な学会に所属し学会役員や審査員などをしていますので大学病院や専門病院への紹介システムがきちんと整っています。また紹介先の専門医とも定期的に二次診療の症例検討を行っています。

「インフォームド・コンセント」から「インフォームド・チョイス」へ

獣医療の世界でも、飼い主さんへの情報公開である「インフォームド・コンセント」を行うことは、特別なことではないと言われるようになりましたが、まだ、獣医師が一方的に治療方針などを伝えるだけという域を出ていないのではないでしょうか?

当院では「インフォームド・コンセント」から「インフォームド・チョイス」へと進化しているのです。そのコンセプトとは・・・・

ケガをした動物が連れてこられました。その治療方法には、ふたつの選択肢が考えられます。ひとつは、まず「一次癒合」の治癒機転をさせるため、ケガをしている部分の辺縁切除を行い、縫い合わせる外科的な治療です。そして、もうひとつは、傷口を洗浄して抗生物質を投与しながら、自然に肉芽が出てきて傷がふさがっていく(二次癒合)のを待つ「自然治癒」療法です。

外科的な手術を行えば、傷口は1週間で治ってしまうでしょう。でも、「自然治癒」療法では、完治までに3~4週間はかかります。それなら、外科的な手術の方が良いではないかと思うかもしれませんが、例えば高齢な動物の場合には、手術時の麻酔リスクを考えなければなりません。また、治療にかかる費用も自然治癒療法の方がずっと安いのです。

治療に幾つかの選択肢があることを伝えて、飼い主さんにどの治療法にするかを選んでもらうのです。それが、「インフォームド・チョイス」の考え方です。複数の治療方法とそれらに伴う予後、治癒に要する期間、かかる費用といったいくつかの要素をきちんと伝えて、飼い主さんに複数の選択肢を提供しています。

あなたの大切な家族(ペット)にマイクロチップを装着してあげましょう!

 

マイクロチップの有用性

news01・迷子になった動物や逃げ出した動物を発見するのに役立ちます。
・事故に遭遇した動物の飼主が特定し易くなります。
・災害時における動物救護活動が円滑になります(飼い主と離ればなれになっても安心です)。
・動愛法が規定する飼い主責任が明確になります。
・動物をむやみに遺棄することの抑止効果があります。
・将来展望としての動物医療保険等への活用も可能です。

マイクロチップとは

1.動物の個体識別等を目的とした電子標識器具です。
ワクチン接種などと同じように注入器(注射器)を用いて皮下に装着でき、痛みも殆どありません。また材質は生体適合ガラスですので副作用もありません。
2.それぞれのマイクロチップには世界で唯一のナンバー(15桁のナンバー)がメモリーされており、読取器(リーダー)から発信される電波によってナンバーを読み取り個体識別を行います。 マイクロチップ本体には電池が不要であり、半永久的な使用が可能です。

大きさ、形状と材質

直径2mm、全長約12mmの円筒形で、全表面は生体適合ガラスで覆われ体内移動を防止するため微細な凹凸が付いているものもあります。

安全性と耐久性

少なくとも30年程度は耐用(その動物の生涯にわたり使用可能)するように設計されていますが、現在に至るまで故障等は報告されておりません。また、外部からの衝撃による破損事故の報告もありません。

使用可能対象動物および注入時期

MCの使用は哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類に可能です。犬、ねこへのチップの注入は、通常、犬は生後2週間齢以上、ねこは生後4週齢以上で装着可能ですが、個体差により多少の違いはあります。

広域的なデータ照会

ISO対応(国際標準化)で、Web上から個体データ照会ができるため瞬時にして飼い主が特定できます。

検査器機各種

解析心電計

コンピューターによる自動解析機能がありますので、迅速かつ適格な診断が可能です。

超音波

妊娠診断・腹部臓器疾患の診断・心臓疾患の診断などに使用します。

血液検査

白血球数・赤血球数・血小板数etcのほか、電解質測定、主要臓器機能診断のための生化学的検査を実施します。
検査結果は約20分ほどで全ての項目において結果が得られますので、迅速な治療が可能です。

画像診断(コンピューターレントゲン撮影・超音波)

CR(computed radiography)によるレントゲン撮影により精度の高い診断が短時間で実施可能です。また超音波診断の画像もレントゲン画像と一緒に一元化管理されるシステムを採用しており、全てのデジタル画像をモニター上で同時描写することで患者さまへの説明を分かり易くしています。

内視鏡

当院では消化管ファイバーと気管支ファイバーを備えております。
消化管や気管・気管支などの検査に用いるほか、食道や胃の中に異物が詰まってしまった場合、その異物の大きさや形状にもよりますが、お腹を切らないで摘出することが可能です。
写真は胃の中の異物を摘出しているところです。

ご挨拶

動物医療の根源は与える側(医療スタッフ)とそれを受ける側(飼主と動物)の信頼関係だと思います。もし両者の間に信頼関係がないなら、どんなに良い医療を提供しても動物たちは幸せにはなれません。
子どもの頃を思い出してみてください。お腹が痛い時に母の手でお腹を撫でてもらっただけで痛みが和らいだことがありませんでしたか?
飼主の方から差し伸べられる手に同じ気持ちで一緒に手を添えることができる医療を目指し、4つの基本コンセプトのもとに日々診療にあたっています。

院長 村中志朗

診療時間

完全予約制
(事前に電話予約してください)
[午前受付] 9:00~11:30
(日曜日は前日までに予約要)
[午後受付]13:00~18:30
(日曜日は午後休診)
夜間・緊急の場合は提携医院「TRVA夜間救急動物医療センター」まで

診療費お支払い方法

現金または各種クレジットカード

動物医療保険

『アクサ』『アイペット』『もっとぎゅっと』『アニコム』など

広尾動物病院4つの基本コンセプト
お電話はこちらから 03-3440-5595